「bBオープンデッキってどんな車?」「今でも中古で買える?」「カスタムベースとして面白いって本当?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
bBオープンデッキは、初代bBをベースに荷台や観音開きドアを採用した個性的なモデルです。
販売期間が短かったこともあり現在では希少な存在となっていますが、他の車にはないスタイルやカスタムの自由度に魅力を感じ、中古車を探している人もいます。
一方で、中古車を購入するなら価格だけでなく、修復歴や走行距離、エンジン・足回りの状態、荷台の錆、過去のカスタム内容なども確認しておきたいところです。
この記事では、bBオープンデッキの特徴や魅力をはじめ、中古車価格の目安、カスタム事例、購入時にチェックしたいポイントまで詳しく解説します。
bBオープンデッキが気になっている人や、中古車を購入して自分好みにカスタムしたい人は、ぜひ参考にしてください。
bBオープンデッキを選ぶ層が「走りの性能」より「カスタム前提」で手に入れている

bBオープンデッキを買おうとしている人の多くが、最初は「荷物が積める変わった車」という実用性の視点で探し始めています。
でも、スペックを見た瞬間に迷いが生まれる。エンジンはヴィッツと共通の1.5リッター。
最高出力は109馬力で峠を攻めるような走りは最初から想定されていません。4速ATのみで、MTは設定なし。
駆動方式もFFのみ。乗車定員は5名ですが、後部座席の快適性はお世辞にも高いとは言えない構造です。
荷台は軽トラックのように広くはなく、ビールケース4箱を2段重ねで積めるサイズ。20リッターのポリタンクなら7個程度が目安とされていますが日常的に荷物を運ぶ用途としては中途半端な広さです。
走りで選ぶには力不足。実用車として選ぶには荷台が狭い。
じゃあこの車、何のために存在するのか。
答えは「カスタムのキャンバス」として作られた車だ、ということです。トヨタが1999年の東京モーターショーでコンセプトカーとして展示し、2001年に市販化された経緯からも分かる通り、この車は最初から「改造されることを前提」に設計されています。
純正ディーラーでエアロパーツが注文できた背景もカスタム文化を公認していた証拠です。
なぜ販売期間2年で生産終了したのに今も中古車市場で探し続ける人がいるのか
bBオープンデッキは2001年6月に発売され2003年3月には生産終了しています。
わずか2年という短命に終わった理由は販売が振るわなかったから。当時の新車価格は169万円の単一グレードのみで、bBの標準モデルと比べて約23万円高い設定でした。
荷台付きという実用性を求める層には軽トラックという選択肢があります。
bBのデザインやカスタム性を求める層には屋根付きの標準モデルの方が使い勝手が良い。
どちらの層にも刺さらなかった結果、販売は低迷しました。
でも、生産終了から20年以上経った今も、中古車市場でbBオープンデッキを探している人がいます。
その理由は「希少性」と「カスタムベース車としてのポテンシャル」にあります。生産台数が少なかったため現在の中古車市場に流通している台数も限られています。
希少性が高いということはそれだけで「持っている人が少ない車」になる。カスタムカーとして仕上げたときに、他人と被りにくいという価値が生まれます。
さらに、ヴィッツと共通のプラットフォームを使っているため、エンジンやサスペンション周りの部品流用が現実的です。
ターボエンジンへの換装・MT化・車高調の導入など、走りのカスタムも技術的に可能な範囲に収まります。
探し続ける人がいるのは、この車が「他にない組み合わせ」を持っているからです。
荷台・観音開きドア・コンパクトなボディサイズという3つの要素を同時に持つ車は、国内の市販車ではbBオープンデッキ以外にほとんど存在しません。
- 荷台つき軽量ボディ
- 観音開きドア
- ヴィッツと部品共通
- 被らない希少性
こうした要素の組み合わせは、カスタムの方向性を広げてくれます。
実用性とスタイル、どちらを重視するかで仕上がりが変わるし、そこに走りの要素を加えることもできる。
汎用性の高さが、今もなお探され続ける理由だと思います。
169万円の新車価格から、現在の中古車相場が示すカスタムベース車としての評価
2001年の新車価格は169万円でした。
当時のbB標準モデル「1.5Z」が145.8万円だったことを考えると、約23万円の上乗せです。この価格差には荷台の設置・観音開きドアの採用・専用エアロパーツの装着などが含まれていました。
では、現在の中古車相場はどうなっているのか。上位サイトの情報によると、平均価格は73.1万円です。
ただし、この平均価格には大きなばらつきがあります。最安値は44万円前後、最高値は165万円前後と、価格差が3倍以上開いています。
| 最安値圏(40〜60万円) | 中間価格帯(70〜100万円) | 最高値圏(120万円以上) | |
|---|---|---|---|
| 走行距離 | 10万km超 | 5〜10万km | 5万km未満 |
| 修復歴 | あり(可能性高) | なし | なし |
| カスタム状態 | ノーマル or 荒れた状態 | 軽度のカスタム済み | フルカスタム完成車 |
| 車検残 | なし or 半年以内 | 1年前後 | 1年以上 |
| 購入後の作業 | エンジン・足回り要確認 | 小修理で乗れる | そのまま乗れる |
価格差が生まれる理由は、単純に「状態の良し悪し」だけではありません。
カスタムベース前提で買う人と完成されたカスタムカーとして買う人では求めるものが全く違うからです。
最安値圏の車両は走行距離が10万kmを超えていることが多く、エンジンや足回りにヘタリが出ている可能性があります。
修復歴ありの車両も含まれるため購入後に手を入れる前提の「素材車」として扱われます。
カスタムベースとして買うなら、この価格帯から選ぶのが現実的です。
一方、最高値圏の車両は既にフルカスタムが施された完成車です。
ローダウン・エアロパーツ・ホイール交換・マフラー交換など、手間と費用をかけて仕上げられた状態で販売されています。
自分でカスタムする手間を省きたい人には魅力的ですが価格はほぼ新車時と変わらない水準まで上がります。
中間価格帯の70〜100万円はノーマルに近い状態で状態が良い車両が中心です。走行距離も5〜10万km程度で、エンジンや足回りがまだ使える範囲に収まっています。
カスタムの方向性を自分で決めたい人には、この価格帯が狙い目です。
中古車相場が示しているのはbBオープンデッキがカスタムベース車として一定の需要を持ち続けているという事実です。
希少性とカスタムの自由度が評価されているからこそ、生産終了から20年以上経っても価格が下がりきらずに残っているんです。
オープンデッキのbbが持つ「観音開きドア+荷台」という構造がカスタムの自由度を広げている

bBオープンデッキの構造的な特徴は、観音開きドアと荷台の組み合わせにあります。この2つの要素がカスタムカーとしてのポテンシャルを大きく広げている理由を見ていきます。
乗車定員5名のまま荷台を確保した設計が、アウトドア派とカスタム派の両方に刺さる理由
bBオープンデッキは、乗車定員5名を維持したまま荷台を確保した設計になっています。この「5名乗車+荷台」という組み合わせは、国内の市販車では珍しい構成です。
軽トラックやハイラックスのようなピックアップトラックは荷台が広いですが、乗車定員は2名または4名に制限されます。
ミニバンやステーションワゴンは5名以上乗れますが荷台はありません。
bBオープンデッキはその中間に位置する車なんです。
アウトドア派にとってはキャンプ道具やサーフボードを荷台に積んで4人で移動できるという使い方ができます。
室内に荷物を入れなくていいので車内が汚れにくい。汚れた道具を荷台に放り込んで帰れるのは意外と便利です。
カスタム派にとっては荷台部分を「見せる場所」として作り込める余地があります。
荷台にLEDライトを仕込む・ウッドデッキ風に仕上げる・カラーリングで目立たせるなど、外装カスタムの一部として荷台を使えるわけです。
- 汚れた道具の積載
- 車内の清潔性維持
- 荷台のカスタム自由度
- 4〜5名での移動
- 外装との一体感
5名乗車を維持したまま荷台を持つという設計は、実用性とカスタム性の両立を狙ったものです。
どちらか一方に振り切るのではなく、バランスを取った結果として、アウトドア派とカスタム派の両方に刺さる車になっています。
ヴィッツと共通のプラットフォームだからこそ部品流用とターボ換装が現実的になる
bBオープンデッキは初代bBと同じくヴィッツのプラットフォームをベースに作られています。エンジン・トランスミッション・サスペンション・ブレーキなど、主要な部品がヴィッツと共通です。
この共通性がカスタムの幅を広げる大きな要因になっています。ヴィッツにはターボ仕様やスーパーチャージャー仕様が存在します。
これらのエンジンをbBオープンデッキに移植することが技術的に可能な範囲に収まるんです。
実際に、ヴィッツのターボエンジン(150ps)を移植した事例が報告されています。
- ターボエンジン移植
- MT換装の実現
- サスペンション流用
- ショック交換
- 車高調装着
部品の選択肢が多いということは予算やカスタムの方向性に応じて柔軟に対応できるということ。
専用パーツの登場を待たずにヴィッツ用の既製品から選べるのは大きな利点です。
MT換装もヴィッツのMTミッションを流用することで実現できます。
4速ATのみという制約は部品流用によって解消できるわけです。カスタムショップに依頼すればエンジン換装もMT化も対応してもらえる可能性が高い。
サスペンション周りも、ヴィッツ用の車高調やショックアブソーバーが使えます。
ローダウン仕様にする・足回りを硬めにセッティングするといったカスタムが、専用部品を待たずに始められるし、選択肢の豊富さは自由度に直結しますね。
ヴィッツと共通のプラットフォームだからこそ、部品流用が現実的になる。
これが、bBオープンデッキをカスタムベース車として選ぶ大きな理由です。
bBオープンデッキのカスタム事例を見るとエアロ・ローダウン・ホイール交換が定番の入り口

bBオープンデッキをカスタムする人が最初に手をつける定番の3つがあります。
エアロパーツ・ローダウン・ホイール交換です。この3つは外観を大きく変える効果があり費用対効果も高いです。
初心者でも取り組みやすい入り口として多くの人が選んでいます。
トヨタ純正ディーラーでエアロパーツを注文できた背景が今もカスタム文化を支えている
bBオープンデッキが発売された当時、トヨタのディーラーでエアロパーツを純正オプションとして注文できました。これはトヨタが公式にカスタム文化を認めていたことを意味します。
通常、エアロパーツは社外品として販売されディーラーでは取り扱わないことが多いです。
でも、bBシリーズは若者向けのカスタムカーとして企画されていたため純正エアロが用意されていました。
フロントバンパー・サイドステップ・リアバンパー・リアスポイラーなどがディーラーで注文できるオプションとして設定されていたんです。
- フロントバンパー
- サイドステップ
- リアバンパー
- リアスポイラー
純正エアロは当時からディーラーで扱われていたため品質も安定していました。社外品のように個体差が大きくなく車体への取り付け精度も高かったわけです。
この背景があるため今でも純正エアロが中古市場に流通しています。ヤフオクやメルカリで検索すれば、純正エアロのパーツ単品が出品されていることがあります。
シャコタン仕様・ワイヤータック・トノカバー装着の実例から分かる「見せるカスタム」の方向性
bBオープンデッキのカスタム事例を見ていくと、「見せるカスタム」に振り切った仕様が目立ちます。
シャコタン・ワイヤータック・トノカバーのカラーリングなど、外観を派手に仕上げる方向性です。
シャコタン仕様は、車高を極限まで下げて地面スレスレにする手法です。走行性能を犠牲にしてでも、見た目のインパクトを優先するスタイル。
bBオープンデッキは元々車高が高めなので、ローダウンしたときの変化が大きく、シャコタンとの相性が良いんです。
ワイヤータックは、ホイールのリムを内側に引っ込めることで、ツライチ(ボディとホイールの面が揃う)を実現する手法です。フェンダーからホイールがはみ出さないギリギリのラインを狙うことで、攻めた見た目になります。
トノカバーは、荷台を覆うカバーです。ノーマルではグレーや黒の地味な色ですが、カスタムではボディと同色に塗装する・カーボン調にする・ロゴを入れるなど、荷台を「見せる場所」として扱います。
荷台が露出している構造だからこそ、トノカバーのカスタムが映えるんです。
- シャコタンで車高を極限まで下げる
- ワイヤータックでツライチを実現
- トノカバーを派手にカスタム
- 外観重視で走行性能は二の次
これらのカスタムに共通するのは、機能性よりも「どう見られるか」を重視している点。SNS映えやイベントでの注目度を高めることが、カスタムの判断基準になっているわけです。
オープンデッキのbbを購入するなら中古車選びで「修復歴・走行距離・カスタム履歴」のどこを優先するかが分かれ道
bBオープンデッキの中古車を選ぶとき修復歴・走行距離・カスタム履歴のどこを優先するかで、購入後の満足度が変わってきます。
カスタムベース前提で買うのか、完成されたカスタムカーとして買うのかで判断基準が逆転するんです。
平均価格73.1万円の中古車相場で、44万円〜165万円の価格差が生まれる理由
bBオープンデッキの中古車相場は、平均価格73.1万円と言われています。
でも、実際に検索してみると、最安値は44万円前後、最高値は165万円前後と、価格差が3倍以上開いています。
この価格差が生まれる理由を整理していきます。
| 最安値圏(40〜60万円) | 中間価格帯(70〜100万円) | 最高値圏(120万円以上) | |
|---|---|---|---|
| 修復歴 | あり(可能性高) | なし | なし |
| 走行距離 | 10万km超 | 5〜10万km | 5万km未満 |
| カスタム状態 | ノーマル or 荒れた状態 | 軽度のカスタム済み | フルカスタム完成車 |
| エンジン状態 | 要確認(異音・オイル漏れの可能性) | 良好〜普通 | 良好(整備記録あり) |
| 足回り | ヘタリあり(ショック抜けなど) | 交換済み or 使える範囲 | 車高調・強化パーツ装着済み |
| 荷台の錆 | 多い(要板金 or 交換) | 軽度(補修可能) | 塗装済み or トノカバーで保護 |
| 購入後の作業 | エンジン・足回り・錆対策が必要 | 小修理で乗れる | そのまま乗れる or 好みの調整のみ |
最安値圏の車両は、走行距離10万km超・修復歴あり・ノーマルまたは荒れた状態という組み合わせが多いです。
エンジンから異音がする・オイル漏れがある・ショックアブソーバーが抜けているなど、購入後すぐに修理が必要になる可能性があります。荷台の錆も進行していることが多く、板金や塗装が必要になるケースもあります。
それでも、カスタムベース前提で買うならこの価格帯が狙い目です。走行距離が多くても、エンジン本体が生きていれば、メンテナンスや部品交換で復活できます。
修復歴の内容を確認し、フレームに致命的な歪みがなければ、素材車として十分使えます。
カスタムベース前提なら走行距離よりも「エンジン状態・足回りのヘタリ・荷台の錆」を見るべき
カスタムベース前提で中古車を選ぶなら走行距離の数字だけで判断しない方がいいです。
10万km走っていてもエンジンがしっかりしていれば問題なく使えます。
逆に、5万kmでもメンテナンスが悪ければ購入後すぐにトラブルが起きる可能性があります。
見るべきポイントはエンジン状態・足回りのヘタリ・荷台の錆の3つです。
- エンジンの異音・オイル漏れ・排気ガスの色を確認
- ショックアブソーバーの抜け・サスペンションのガタつきをチェック
- 荷台の錆の進行度(表面だけか穴が開いているか)を見る
エンジンの状態は試乗時にアイドリングの安定性と加速のスムーズさで判断できます。異音がある場合はタイミングベルトやウォーターポンプの交換時期が近い可能性があります。
オイル漏れはエンジン下部を覗き込んで確認します。黒い油のシミがあればガスケットやシールの劣化が進んでいるサインです。
足回りのヘタリは段差を乗り越えたときの揺れ方で分かります。
ショックアブソーバーが抜けていると車体が揺れ続けて安定しません。サスペンションのブッシュが劣化しているとハンドルを切ったときにゴムの擦れる音がします。
カスタムで車高調を入れる予定なら、純正の足回りがヘタっていても問題ありませんが、購入前に状態を把握しておくことは大事です。
荷台の錆はbBオープンデッキ特有の注意点です。荷台は屋根がないため雨ざらしになります。トノカバーを付けていても隙間から雨水が入り込むことがあります。
錆が表面だけならケレンとサビ止め塗装で対処できます。でも、穴が開くレベルまで進行していると、板金修理または荷台の交換が必要になります。
走行距離の数字よりも、この3つの状態を優先して確認する方が、カスタムベース車としての価値を正しく判断できます。
bBオープンデッキは実用性の低さを「遊び心」に変えられる人だけが長く楽しめる車になる
bBオープンデッキは、実用性で選ぶ車ではありません。荷台は狭い。燃費は良くない。走行性能も平凡。実用車として見れば、どこを取っても中途半端です。
でも、この車を長く乗り続けている人たちは、実用性を求めていません。
求めているのは「遊び心」です。荷台をどう使うか・どこまでカスタムするか・他人と被らない仕上げにするか。そういう楽しみ方ができる人だけが、この車を選んで満足しています。
荷台の使い道が思いつかなくてもカスタムの完成形をイメージできるかどうかが所有満足度を決める
bBオープンデッキを買おうとしている人の中には、「荷台の使い道が思いつかない」という悩みを抱えている人がいます。キャンプに行くわけでもない。
サーフィンをするわけでもない。じゃあ、荷台をどう使えばいいのか分からない。
でも、荷台の使い道が思いつかなくても問題ありません。大事なのは「カスタムの完成形をイメージできるか」です。
荷台をトノカバーで覆ってボディと同色に塗装する。荷台にLEDライトを仕込んで夜間に光らせる。荷台の縁にウッド調のトリムを付けて、ナチュラルな雰囲気にする。荷台にスピーカーボックスを埋め込んで、オーディオカーとして仕上げる。
そういう「完成形のイメージ」が頭の中に浮かぶなら、荷台の使い道は後からついてきます。
実用性を求めて荷台を使うのではなく、カスタムの一部として荷台を扱う。この視点に立てるかどうかが、所有満足度を決めるんです。
「健康的すぎた」というレビューの裏にあるbBらしい「ワルっぽさ」との距離感
bBオープンデッキは発売当時から「健康的すぎる」という評価を受けていました。
初代bBが持っていた「夜のイメージ」「ワルっぽさ」から離れて昼間が似合う健全な車にしようとした結果、ターゲット層からズレてしまったという見方です。
初代bBは、茶髪世代・ストリート系・ヒップホップカルチャーを意識したデザインで、夜の街に映える雰囲気がありました。
黒いボディ・低い車高・スモークガラス・大きなホイールという組み合わせが、bBらしい「ワルっぽさ」を作っていました。
bBオープンデッキはそのワルっぽさを薄めて、丘サーファー・アウトドア派・サーフカルチャーを意識した明るい雰囲気に振ったとされています。
でも、結果として「どっちつかず」になり、どちらの層にも刺さらなかった。
ただ、この「健康的すぎた」という評価はあくまで発売当時の話です。
今、カスタムベース車として選ぶ人たちは、健康的な雰囲気を自分で壊して、bBらしいワルっぽさを取り戻すことを楽しんでいます。
ローダウン・スモークフィルム・黒のホイール・マフラー交換など、外観を攻めた仕様にすることで、初代bBの雰囲気に近づけているんです。
「健康的すぎた」という評価はノーマルの状態での話です。カスタム前提で見れば、健康的な雰囲気は「素材」に過ぎません。
どこまでワルっぽく仕上げるかは、所有者の自由です。bBらしいワルっぽさを取り戻せるかどうかは、カスタムの方向性次第なんです。
よくある質問
- bBオープンデッキの中古車で、修復歴ありの車両は避けるべきですか?
-
修復歴の内容によります。フレームに致命的な歪みがなく、事故の程度が軽微であれば、カスタムベース車として使えます。ただし、購入前に修復箇所を必ず確認し、試乗して走行に問題がないか確かめることは外せません。価格が安い分、リスクを承知した上で選ぶ判断もあります。
- カスタムベース車として買う場合、走行距離は何万kmまでが目安ですか?
-
10万km前後が現実的な目安です。走行距離よりも、エンジン・足回り・荷台の錆の状態を優先して確認してください。10万km超でもメンテナンスが行き届いていれば問題なく使えますし、逆に5万kmでも放置されていれば購入後すぐに修理が必要になることもあります。
- bBオープンデッキにヴィッツのターボエンジンを載せ替えることは本当に可能ですか?
-
技術的には可能です。ヴィッツとプラットフォームが共通のため、エンジン・ECU・インタークーラーなどをセットで移植すれば、ターボ化できます。ただし、費用は数十万円規模になり、作業の難易度も高いため、カスタムショップに依頼する前提で考える必要があります。
- 荷台の使い道が思いつかないのですが、それでも買って大丈夫ですか?
-
荷台を実用的に使う目的でなければ、問題ありません。カスタムの一部として荷台をどう見せるか、どう作り込むかという視点で楽しめるなら、所有満足度は高いです。逆に、実用性を求めて荷台を使いたいなら、軽トラックの方が現実的です。
- bBオープンデッキは今でも部品が手に入りますか?
-
エンジンや足回りなど、ヴィッツと共通の部品は今でも入手可能です。bBオープンデッキ専用の部品(荷台周り・トノカバーなど)は新品在庫が少ないため、中古部品を探すか、社外品で代用しなきゃいけません。カスタムショップや専門店に相談すれば、代替品を提案してもらえることが多いです。
まとめ:bBオープンデッキは、走りで選ばずカスタムの幅で選ぶと楽しみ方が変わる
bBオープンデッキを走行性能や実用性で選ぼうとすると、どこを取っても中途半端に見えてしまいます。エンジンは109馬力で平凡。
荷台は狭くて実用性に欠ける。
4速ATのみでMT設定なし。
実用車として見れば、他にもっと良い選択肢があります。
でも、カスタムベース車として見たときに、この車の本当の価値が見えてきます。
観音開きドア・荷台・ヴィッツとの部品互換性という3つの要素が、カスタムの自由度を大きく広げている。
ターボエンジンへの換装・MT化・ローダウン・エアロパーツ・オーディオ仕様など、幅広い方向性に対応できる素材なんです。
中古車相場は平均73.1万円ですが、44万円から165万円まで価格差が開いています。この価格差は、カスタムベース車として買うか完成車として買うかという需要の違いを反映しています。
自分がどちらの立場で買うのかを明確にしておけば、選ぶべき価格帯も自然と決まります。
荷台の使い道が思いつかなくても、カスタムの完成形をイメージできるなら、所有満足度は高いです。
逆に、実用性を求めて荷台を使いたいなら、この車は選ばない方がいいです。
bBオープンデッキは、実用性の低さを「遊び心」に変えられる人だけが、長く楽しめる車です。
走りで選ばず、カスタムの幅で選ぶ。
その視点に立てるかどうかが、bBオープンデッキを選んで後悔しないための分かれ道です。

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